登記簿といいますと一冊の分厚い帳簿をイメージされる方も多いかもしれませんが、近年のデジタルデータの保存技術の進化により、登記簿に記録される事項は一冊の帳簿ではなく磁気ディスクなどに書き込まれているようです。実際に会社設立に関する登記を行う際に、法務局の窓口ではなくオンライン申請にて手続きを行った方もいらっしゃるかもしれません。これまでは法務局周辺に事務所を構える傾向のあった司法書士たちもオンライン申請が実現化されることで、その働き方にも変化がもたらされているようなのです。登記すなわち会社の情報を公けに公開するということをあらわしておりますが、これは取引先となる相手側の情報を得ることに加え、こちら側の情報を公開できることで相手からの信用を得ることにもつながってくるようなのです。