会社を設立する前も後もさまざまな法律に関与することになることでしょう。事業が展開する分野によって関わりのある法律は異なってくるとは思われますが、それぞれの事業の設立・運営には、企業法務なるものの知識が必要不可欠となってくるでしょう。一般的には、企業法務とされる手続きや申請には、司法書士や行政書士などが事業者の代理として業務を行うようですが、最近では一般向けにさまざまな書籍やインターネット上のサイトでの情報公開が行われているようですので、事業者本人が企業法務に関する手続きや申請を行うケースも出てきているようなのです。実際に登記申請を一度でもご経験なさると、自分でもできるかもというような感覚をもたれる方も少なくないようですが、登記は会社の存続や運営にも大きな影響を及ばすものでもありますから安易なものとして捉えることには、それなりのリスクが潜んでいることを理解しておくことが求められてくるようなのです。